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  Q18

樹脂製食器の選定にあたり、『環境ホルモン問題を解決した経済性に優れた食器』の選び方については?

 
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  現在、内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)と疑われている化学物質が樹脂製食器から微量に溶出し、人体への健康影響について問題となっています。それらをふまえ樹脂製食器の選定で最も大切なことは、導入時の食器の初期性能(加水分解しない)を5年以上保てる食器を選ぶことが、環境ホルモン問題の解決の重要なポイントになるものと思われます。
尚、ポリカーボネート樹脂製食器で環境ホルモン問題が生じました様に、購入時には何らビスフェノールAが溶出しないのにも関わらず、4〜5年間のみの使用で樹脂劣化が(毎日熱風消毒保管機内で飽和水蒸気中に繰り返しさらされる事により生じる加水分解)進行し、その結果、ビスフェノールAが食器から溶出して(平成11年4月横浜市学校給食食器調査委員会発表)全国の学校給食施設での環境ホルモン問題として提起されました。
すなわち、繰り返し使用する学校給食用食器に加水分解する樹脂で食器を製造した事による原因にて、多大な被害が全国の学校給食現場で発生しました。そしてその事が、樹脂製食器全般の不審を招きました。
もし、ポリカーボネート樹脂が加水分解しない樹脂であったならば、ビスフェノールAが溶出することも無かったのです。
以上の教訓から、同じ過ちを二度と起こさないように、導入後の安全性の検証として、『10年間使用しても加水分解しない樹脂製食器の選定』が、環境ホルモン問題を解決した経済性に優れた食器の選び方になるものと思われます。

 



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